民謡の歴史と文化
民謡の歴史と文化のトップ基礎知識|全国民謡マップ

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鳥取
貝殻節 気高郡沿岸地帯に繁殖した帆立貝を採りに行く作業唄である。漁師は船でジョレンと呼ぶ漁具を網につけて海底をさらい、貝をひっかけ船に巻き上げる作業を繰り返す。その作業が大変辛いものであったので、歌詞にも唄われている潮の香をたたえた線の太い節まわしの中に、ほのかな哀愁もある。

島根
安来節 出雲で”ハイヤ節”と共に日本の港町で唄われた”出雲節”が原調。”出雲節”は鳥取県の海岸部一帯と島根、岡山、広島の山間部、そして瀬戸内海の島々に今も残る”さんこ節”という唄から派生したとも言われる。

岡山
下津井節 倉敷市の下津井港を誅しに唄われた座敷唄である。出所不明の流行唄の一種で、御手洗、下関、日本海側にも二、三唄われている。

広島
三原ヤッサ節 三原市を中心に広く唄われる盆踊唄である。その原調は九州の”ハイヤ節”であるとされているが、土地の伝承によると、三原城の落城式に唄い踊った”阿波踊”から派生したものとも言われている。三味線、笛、太鼓、四ツ竹で極めて賑やかに唄い踊られる。

山口
男なら ご維新当時は「維新節」と呼び、大正初期頃は「長州音頭」ともいわれたが、第二次世界大戦中「男なら」と変わったものである。萩市を中心に県下全域で唄われる酒席での騒ぎ唄である。

徳島
阿波よしこの節 徳島市を中心とする盆踊唄で、”阿波踊り”、”徳島盆踊り”とも言われる。全国の盆踊りの中で最も陽気なものである。天正15年(1587年)蜂須賀家政が阿波の国主になったときに、その祝いに人々が踊り始めた。踊りは毎年8月14日から3日間、徳島市中で盛大に行われる。

香川
金毘羅船々 琴平町地方を中心に幕末から明治初年(1868年)にかけて、全国的に流行した。琴平町にある金刀比羅宮は、漁師や船乗りから海上守護の神として信仰され、全国に親しまれている。この唄は、神社にお参りのときの道中に唄われた。

愛媛
伊予節 文化12年(1815年)江戸中村座で上演された長唄の中にあり、幕末期に全国的に唄われた流行歌である。原歌は伊勢参宮の名所を唄ったものであったが、この唄が流行する間に伊予名物の歌詞が作られ、この地方の唄として定着した。

高知
よさこい節 高知県の代表的民謡であるが、その起源はいくつかの言い伝えがある。慶長年間(1596〜1614年)高知城築城の現場で唄われた木遣り音頭の変化したもの。また、江戸時代の正徳年間(1711〜1715年)から各地に流行した”江島節”が土佐に入って、盆踊り化したもの等々ある。

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